スシロー爛淵瓮淵畩年瓩烹僑沓娃伊円損害賠償 今後のモデルケースに

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大手回転ずしチェーン「スシロー」を運営する「あきんどスシロー」が店内で迷惑行為をした爛淵瓮淵畩年瓩北鵤僑沓娃伊円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことが8日、明らかになった。
迷惑行為が発覚したのは1月下旬。若い男性客がスシロー店内でしょう油ボトルの注ぎ口や湯飲みをナメたり、レーンを流れるすしにツバを付けたりした動画がSNSで拡散されたのだ。
回転ずしはリーズナブルにすしを楽しめるだけに利用する人が多く、「回転ずし文化を破壊する行為だ」と大騒動となった。男性客の素性は割られ、通っている学校に抗議の電話が殺到するなど2次被害を生んだ。
当初からスシローは「刑事・民事の両面から厳正に対処してまいります」としていたが、言葉通りに提訴となった。スシローは迷惑行為を撮影した動画により、全国で客が激減して利益が失われたことなどを損害として主張しているという。ほかにもレーンにアクリル板を設置するなどした費用もある。
果たしてどうなるのか。法曹関係者は「迷惑行為と利益が失われたことの因果関係が争点になるでしょう。客が減るにはさまざまな理由があり得ます。迷惑行為だけで客が減ったと裁判所が認定するかどうかですね」と指摘した。
ナメナメ少年以外にも当時、多くの迷惑行為が明らかになった。今週になって書類送検されたものもある。1月中旬に発覚した「はま寿司」でほかの客が注文したすしにわさびを勝手に乗せた動画の件で少年が、2月に拡散されたカラオケ店のソフトクリーム製造機に口をつけた動画の件で大学生ら3人が、それぞれ威力業務妨害の疑いで書類送検されている。
これらもナメナメ少年と同じく民事訴訟となる可能性がある。今回の6700万円訴訟がモデルケースになるのは間違いなく、判決が注目される。

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