SNS上で売春を斡旋したとして、警視庁は6月8日までに無職の沢村雅也容疑者(33)を売春防止法違反の疑いで逮捕した。沢村容疑者はツイッターで「紹介役おにぃ」を名乗り、「セクシー女優やモデルを紹介できる」と謳って男性客を集めていたという。「17人の女性を抱えており、それぞれ男性客に引き合わせていた」(社会部記者)。そんな沢村容疑者は、昨年11月に都内で乱倫パーティを主催したとして逮捕・起訴されており、現在は公判を待つ身。1月に保釈された後は、「週刊ポスト」の取材に応じ、自身の逮捕劇を明け透けに語っていた。当時の肉声を振り返る。
【写真9枚】散乱状態……「紹介役おにぃ」が暮らす部屋の乱れきった様子。他、都内のホテル前に立つ黒マスク姿の沢村容疑者など「いつか捕まるとは思っていましたが、悪いことしたとは思ってないですね」 飄々とした雰囲気でそう語っていた、沢村容疑者。昨年11月、都内の民泊施設を中心に乱倫パーティを複数回開催したとして、売春防止法違反で警視庁に逮捕されていた。この事件では沢村容疑者を始め、その恋人の女性ら男女5人が逮捕されたが、沢村容疑者は主催グループのリーダー的存在だった。彼らがパーティの主催で稼いだ金額は10年間で実に6億5000万円以上とされる。「パーティの主催は2012年ごろからですね。1か月で多い時に15回。シティホテルや民泊でやっていました。もともと僕は性欲が強くて、18歳の頃からパーティに参加していたんです。当時、パーティに参加する女性は40~50代が多かったんですが、もう少し若い女性相手の方がいいっていう男性は多いだろうなと思って。それで自分が主催側に回りました」(沢村容疑者。以下同) 誰もが気軽に遊べる場所を作りたかった、と沢村容疑者は主張した。「ルックスもコミュ力も関係なく、分け隔てなく遊べる場を作りたいと思ったんです。30歳まではカラオケチェーン店の営業職で働きながらパーティ主催をしていて、27歳の頃に脱サラ。以降は風俗店の店長をしながらパーティを開いていました」 当時から参加費用を募ってはいたものの“生業”ではなかったという沢村容疑者。パーティの主催だけで生計を立て始めたのは30歳の時だった。「その頃からセクシー女優が参加する日とか、いろんな趣向に凝らしたパーティを開催するようになりました。SNSで参加者を募って、参加費は会によって5000円から6万円まで幅を持たせた。もちろん支払いは男性のみ。参加女性には僕が月額15万円から20万円支払ったり、1回ごとに3万円から5万円払ったり、女性ごとにまちまち。結果的にパーティの収益で生活していましたが、最初から営利目的でやってたつもりはないです」 莫大な金を生んだパーティ。いつか警察が来るだろうという予感はしていたと沢村容疑者は語っていた。「11月6日の14時頃、浅草の民泊でパーティをしている最中でした。バーっと10名ほどの刑事が部屋になだれ込んできて、『現行犯逮捕する』って。“ついに来たか”と思いました。元々、性格上慌てるタイプじゃないので冷静にしていました。刑事からも『随分落ち着いているね、本当に初犯なの』と聞かれた」 生活面への不安は持っていないとも明かした。「当面、暮らすだけの蓄えはあるので。そのお金で食い繋いでいくことは数年はできるかなという感じです。今後はどんな仕事をしようとかは考えていません。もちろんパーティの主催はしません。でも、参加はします。留置所からは1月12日に出てきましたが、その2日後にはパーティに参加したし、今日のこの取材前も別のパーティに参加していたくらいです。パーティの摘発はこれからも続くと思いますけど、やめなければいけない趣味でもないし、怖くはないです。ただ、迷惑をかけたメンバーたちには謝らなくてはいけないな、と思っています」 このインタビューからわずか5か月で、再び逮捕された沢村容疑者。司法はこの無反省の男にどんな判断を下すか。
「いつか捕まるとは思っていましたが、悪いことしたとは思ってないですね」
飄々とした雰囲気でそう語っていた、沢村容疑者。昨年11月、都内の民泊施設を中心に乱倫パーティを複数回開催したとして、売春防止法違反で警視庁に逮捕されていた。この事件では沢村容疑者を始め、その恋人の女性ら男女5人が逮捕されたが、沢村容疑者は主催グループのリーダー的存在だった。彼らがパーティの主催で稼いだ金額は10年間で実に6億5000万円以上とされる。
「パーティの主催は2012年ごろからですね。1か月で多い時に15回。シティホテルや民泊でやっていました。もともと僕は性欲が強くて、18歳の頃からパーティに参加していたんです。当時、パーティに参加する女性は40~50代が多かったんですが、もう少し若い女性相手の方がいいっていう男性は多いだろうなと思って。それで自分が主催側に回りました」(沢村容疑者。以下同)
誰もが気軽に遊べる場所を作りたかった、と沢村容疑者は主張した。
「ルックスもコミュ力も関係なく、分け隔てなく遊べる場を作りたいと思ったんです。30歳まではカラオケチェーン店の営業職で働きながらパーティ主催をしていて、27歳の頃に脱サラ。以降は風俗店の店長をしながらパーティを開いていました」
当時から参加費用を募ってはいたものの“生業”ではなかったという沢村容疑者。パーティの主催だけで生計を立て始めたのは30歳の時だった。
「その頃からセクシー女優が参加する日とか、いろんな趣向に凝らしたパーティを開催するようになりました。SNSで参加者を募って、参加費は会によって5000円から6万円まで幅を持たせた。もちろん支払いは男性のみ。参加女性には僕が月額15万円から20万円支払ったり、1回ごとに3万円から5万円払ったり、女性ごとにまちまち。結果的にパーティの収益で生活していましたが、最初から営利目的でやってたつもりはないです」
莫大な金を生んだパーティ。いつか警察が来るだろうという予感はしていたと沢村容疑者は語っていた。
「11月6日の14時頃、浅草の民泊でパーティをしている最中でした。バーっと10名ほどの刑事が部屋になだれ込んできて、『現行犯逮捕する』って。“ついに来たか”と思いました。元々、性格上慌てるタイプじゃないので冷静にしていました。刑事からも『随分落ち着いているね、本当に初犯なの』と聞かれた」
生活面への不安は持っていないとも明かした。
「当面、暮らすだけの蓄えはあるので。そのお金で食い繋いでいくことは数年はできるかなという感じです。今後はどんな仕事をしようとかは考えていません。もちろんパーティの主催はしません。でも、参加はします。留置所からは1月12日に出てきましたが、その2日後にはパーティに参加したし、今日のこの取材前も別のパーティに参加していたくらいです。パーティの摘発はこれからも続くと思いますけど、やめなければいけない趣味でもないし、怖くはないです。ただ、迷惑をかけたメンバーたちには謝らなくてはいけないな、と思っています」
このインタビューからわずか5か月で、再び逮捕された沢村容疑者。司法はこの無反省の男にどんな判断を下すか。