石川で「6強」と「5強」 一夜明け現地は雨

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石川県の能登地方で、強い揺れが相次いでいる。
震度6強と5強を観測した石川・珠洲市から、石川テレビ・秋末械人アナウンサーが中継でお伝えする。
市内でも最も被害が大きかった珠洲市正院町。
規制線が張られていて、5日夜の5強の地震で崩れた納屋が道路をふさいでいるような状態になっている。
珠洲市役所によると、5日の地震で、少なくとも家屋4棟が倒壊したという。
1人が死亡、少なくとも22人がけがをした。
また、土砂崩れなどが発生し、国道249号線など6つの路線・7カ所が通行止めとなっている。
ライフラインにも影響がでている。
珠洲市内では、三崎町細屋で33世帯、岩坂町で5世帯が断水しているという。
復旧のめどは立っていない。
珠洲市は5日、13カ所の避難所を開設し、252人の方が避難している。
避難所になっている公民館の館長は、「去年起きた震度6弱の地震よりもひどい状況。高齢者の方が夕方になってから続々と避難していて、相次ぐ地震に不安を抱えている」と話していた。
6日朝からは、雨が断続的に降っている。
土砂崩れなどの心配も高まってきた。

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