夜遅くに、マンション駐輪場から響いた爆発音！別のマンションで起きた車両火災との類似性に、住民の不安は募る…。
深夜に鳴り響く、火災報知器の警報音。
画面中央にある駐輪場が、真っ赤な炎に照らされているのがわかる。
これは3日 午後11時40分すぎ、千葉・浦安市のマンション駐輪場で起きた、火災の出火直後の様子。
火は約30分後に消し止められたが、停めてあったバイクと自転車、合わせて17台が焼けた。マンションの住民は、大きな爆発音で異変に気付いたと言う。
マンションの住民：大きな音がしたんですよ。ドカーンと、なんか跳ねるような…2回ほど爆発音がして、その後、すごいガスのにおいが充満して、すごく怖かったですね
火災が起きた原因は何だったのだろうか。
これは、火が消し止められた直後に撮影された現場の映像。火元とみられるバイクの下には、焼け焦げたカセットボンベが転がっていた。
さらにその近くには、潤滑油の缶が転がっているのも確認できる。
この火災に先立ち、横浜市金沢区のマンション駐車場では3日、車6台が燃える車両火災が起きた。
放火の疑いで逮捕されたのは、現場マンションに住む無職の原文夫容疑者（58）。
4日朝、検察に身柄を送られた。
このマンションでは、先週駐車場の車 約70台のフロント部分にカセットボンベが置かれる騒ぎがあったばかり。
この事件との類似性を感じさせる駐輪場火災に、住民からは不安の声が聞かれた。
マンションの住民：（駐輪場は）誰でも出入りできちゃうんで（放火の）可能性が無きにしもですけど。ちょっと普通じゃないなと思ったんですよね
マンションの住民以外も出入りできる駐輪場で起きた火災。警察は、放火の可能性も視野に調べを進めている。
（「イット！」5月4日OA）