諏訪之瀬島で噴火 噴煙2000メートル超 島の東側でやや多量の降灰 鹿児島県十島村

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十島村の諏訪之瀬島で22日朝早く噴火が発生し、噴煙が火口から2000メートルを越える高さまで上がりました。島内ではやや多量の降灰が予想されています。
気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳で22日午前4時53分に噴火が発生し、噴煙が火口から2000メートルを越える高さまで上がりました。
この噴火による火山灰は火口から東方向に流され、22日午前11時までに島内ではやや多量の降灰が予想されています。
また、火口から東におよそ5キロの範囲では、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあります。
気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳では、中量以上の噴火が20日・21日はなかったものの、22日は午前5時までに2回発生しています。気象台は、「噴火は噴火警戒レベル3の活動の範囲内」として、入山規制を継続し火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
(2023/03/22 08:49)

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