金子恵美氏、声震わせ涙「この期に及んで『不慣れだった』って…」 バス女児置き去り死の会見

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元衆院議員の金子恵美氏(44)が8日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜前8・0)に出演。静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で3歳の園児が通園バスに取り残され死亡した事件で、増田立義理事長兼園長(73)らが7日、同園で行った会見について、痛烈に批判し涙を流した。
増田氏らは会見で、事件当日の5日にバスを運転した理事長自身やクラス担任ら複数の職員による思い込みなどの人為的ミスが重なり、事件が起きたとして謝罪。保護者説明会では、女児の父親が「水筒の中に満タンに入れたもの、それも全部飲み干し…自分で上の服を全部脱いで裸になって…このまま最後まで裸で…」と悲痛な叫びが響き渡り、周囲からはむせび泣きや泣き叫ぶ声があふれていた。
1児の母でもある金子氏は「3歳児が本能的に暑くて苦しくて取った行動かと思うと、本当に涙が出てきます」と悲痛な面持ちでコメント。園側の会見で「運転を普段してないとはいえ、この期に及んで『不慣れだった』って言葉が出て…」と涙を浮かべ声を震わせた。
「園長っていうのは、ヒューマンエラーが起こりにくい仕組みだとかマニュアルを整備し、職員に徹底して教育する立場の人。それを任せていたとか…。むしろ率先して子供を見て、配慮しなければいけない立場の人がこういう意識だったと判明して、まさにこの園の体質、経営者のスタンスがそのままあらわれた会見だったなと思いました」と憤りを隠せない様子で指摘した。

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