成田空港の強制執行が終了、反対派のやぐら撤去し鉄製の塀設置…小競り合いで男3人逮捕

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千葉県成田市の成田空港用地内に空港反対派が設置したやぐらの撤去などを行う千葉地裁の強制執行は16日午後、終了した。
鉄パイプ製のやぐらや看板、農機具などが撤去され、土地に立ち入りができないよう鉄製の塀が設置された。
15日夜に始まった強制執行には、裁判所の執行官のほか、約1000人の警察官が動員され、集まった数十人の反対派と小競り合いが起きた。県警によると、過激派の活動家とみられる氏名など不詳の男3人が公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。
対象となったのは、成田国際空港会社(NAA)が2003年に取得を終えた約4600平方メートルの土地。地元の男性(72)が耕作し、反対派がやぐらや看板などを設置していたため、B滑走路の誘導路が「へ」の字に曲がる要因となっていた。

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