【麻未 知花】20代女性と「2股パパ活交際」…2000万円の慰謝料を支払い、500万円の札束が消えた…「浮気は妻公認」と豪語した55歳経営者のヤバすぎる転落

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この記事は後編です。前編はこちら。
夫婦間のルールは千差万別だが、中には少数ながら配偶者の浮気を公認や黙認する夫婦もいる。とはいえ、いくら「浮気もどうぞ」と言っている相手でも、実際に配偶者の浮気を目の当たりにした時、考えが180度変わる事も多分にある。
これは前編に引き続き、恋愛セラピストの麻未知花氏がリポートする、妻に浮気を公認されていたものの、いざ遊んでいるのがバレたら離婚されてしまった男性経営者の話である。
妻に浮気を公認されていると信じていた早川祐一(仮名・53)は、会社に所属する萌(仮名・23)と美咲(仮名・21)と“二股パパ活交際”をしていた。ところが交際1年後、妻に浮気がバレる事となった。
「きっかけは、萌に、美咲との二股交際がバレた事だと思います。実家に帰省しているはずの萌が、私が交際部屋で使っていたマンションに合鍵で入ってきたんです。でもその時、私は美咲を呼び出して行為の真っ最中で…。それを見た萌が、『早川さん何しているの?』と引きつった目で私をみてきて、美咲は美咲で『萌さんですよね? なんでここに?』と言いながら私を睨みだしました。私はこの状況でどちらか一人を選ぶなんて怖くて出来なくて、咄嗟に走って逃げ出しました」PHOTO by iStock行為中にもう一人の浮気相手が…逃げ出した早川は、「どうしたらいいのかもわからない」まま翌朝にマンションに戻ると、「萌がひとりで私のベッドで寝ていた」そうだ。「とにかく二股交際を謝ろうと、土下座して『ごめんなさい!』と言ったら、萌は『わかったよ。私は大丈夫』と言ってくれました。あとで美咲にも電話をしたのですが『びっくりしたけど特に気にしていない』と言われたので安心したのですが…」 そう話しながら早川は、嫉妬もされなかった事に残念がっていたが、彼の修羅場はここから始まったようだ。PHOTO by iStock「ほどなくして会社に所属するコンパニオンの女の子たちの間で、私が2人を囲っている事が噂になりました。他の女の子たちも『一身上の都合』といって何人も辞めてしまいました。それで萌も美咲もいづらくなって関係も解消されて、退所もしてしまったのですが、交際部屋の金庫に保管していたはずの500万ほどの現金も一緒に無くなっていたのです」500万円が消えた早川は「萌が盗んだのではないかと思った」というが、パパ活によって会社が崩壊寸前の中、警察に相談して事を大きくしたくなかった早川は、「人生の勉強代」として「見なかったことにした」という。そんな中、今度は妻に詰め寄られる。「妻には会社のゴタゴタを隠していたのですが、誰かが妻に告げ口をしたようで、ある日、家に帰ると害虫をみるような引きつった目で『あんたパパ活していたんだって?』と言われました。正直に話すと、『信じられない!』と言ってその場で離婚をつきつけられました」 妻には散々に言われたようで、『まずパパ活が気持ち悪い』『いい年をしたおっさんが、支援と称して若い子にお金を渡して関係をお願いするとか、違法でなくても人間としてアウト』『55歳にもなってまだ20歳そこそこの女を追いかけているのはそういう性癖でしょ』『私と付き合って結婚したのも、私が当時20歳そこそこだったからでしょ。恋愛感情じゃなくて性癖で動いただけだよね』などと、マシンガンのように「罵声を浴びせられた」という。PHOTO by iStock「浮気していいって言ったじゃないか!」「浮気していいって言ったじゃないかと食い下がりましたが、全く通用しませんでした。妻の中での許せる浮気は、年相応に30代、40代の女性との交際で、かつ妻には隠し通す配慮があるものだけでした。妻は『同じ空気を吸っているだけで吐き気がする』といって出ていきました」 早川は弁明の余地もなく、後日送られてきた離婚届にサインして、慰謝料として2000万円渡して縁を切られたそうだ。「自分勝手な言いぐさですが、妻を失ってはじめて、妻がいたから女遊びも楽しかったんだと気づきました。あれだけ若い女性が好きだったのに、今はまるで興味が無くなってしまった。妻に戻ってきて欲しいですが、私は見切りをつけられたのでもう無理でしょうね…」PHOTO by iStock金銭的余裕があまり無い“浮気夫”と離婚する場合、慰謝料が期待できないため、離婚計画を密かに進めながら、退職金を貰うまではと我慢する妻も多い。ただ一方で我慢している間に怒りが収まり、離婚計画自体がうやむやになるケースも見受けられる。つまり男性にとってみれば、時間をかけて謝り、再び妻の信頼を得るチャンスがあるということでもある。 しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。お気を付けて…。
「きっかけは、萌に、美咲との二股交際がバレた事だと思います。実家に帰省しているはずの萌が、私が交際部屋で使っていたマンションに合鍵で入ってきたんです。でもその時、私は美咲を呼び出して行為の真っ最中で…。それを見た萌が、『早川さん何しているの?』と引きつった目で私をみてきて、美咲は美咲で『萌さんですよね? なんでここに?』と言いながら私を睨みだしました。私はこの状況でどちらか一人を選ぶなんて怖くて出来なくて、咄嗟に走って逃げ出しました」
PHOTO by iStock
逃げ出した早川は、「どうしたらいいのかもわからない」まま翌朝にマンションに戻ると、「萌がひとりで私のベッドで寝ていた」そうだ。
「とにかく二股交際を謝ろうと、土下座して『ごめんなさい!』と言ったら、萌は『わかったよ。私は大丈夫』と言ってくれました。あとで美咲にも電話をしたのですが『びっくりしたけど特に気にしていない』と言われたので安心したのですが…」
そう話しながら早川は、嫉妬もされなかった事に残念がっていたが、彼の修羅場はここから始まったようだ。PHOTO by iStock「ほどなくして会社に所属するコンパニオンの女の子たちの間で、私が2人を囲っている事が噂になりました。他の女の子たちも『一身上の都合』といって何人も辞めてしまいました。それで萌も美咲もいづらくなって関係も解消されて、退所もしてしまったのですが、交際部屋の金庫に保管していたはずの500万ほどの現金も一緒に無くなっていたのです」500万円が消えた早川は「萌が盗んだのではないかと思った」というが、パパ活によって会社が崩壊寸前の中、警察に相談して事を大きくしたくなかった早川は、「人生の勉強代」として「見なかったことにした」という。そんな中、今度は妻に詰め寄られる。「妻には会社のゴタゴタを隠していたのですが、誰かが妻に告げ口をしたようで、ある日、家に帰ると害虫をみるような引きつった目で『あんたパパ活していたんだって?』と言われました。正直に話すと、『信じられない!』と言ってその場で離婚をつきつけられました」 妻には散々に言われたようで、『まずパパ活が気持ち悪い』『いい年をしたおっさんが、支援と称して若い子にお金を渡して関係をお願いするとか、違法でなくても人間としてアウト』『55歳にもなってまだ20歳そこそこの女を追いかけているのはそういう性癖でしょ』『私と付き合って結婚したのも、私が当時20歳そこそこだったからでしょ。恋愛感情じゃなくて性癖で動いただけだよね』などと、マシンガンのように「罵声を浴びせられた」という。PHOTO by iStock「浮気していいって言ったじゃないか!」「浮気していいって言ったじゃないかと食い下がりましたが、全く通用しませんでした。妻の中での許せる浮気は、年相応に30代、40代の女性との交際で、かつ妻には隠し通す配慮があるものだけでした。妻は『同じ空気を吸っているだけで吐き気がする』といって出ていきました」 早川は弁明の余地もなく、後日送られてきた離婚届にサインして、慰謝料として2000万円渡して縁を切られたそうだ。「自分勝手な言いぐさですが、妻を失ってはじめて、妻がいたから女遊びも楽しかったんだと気づきました。あれだけ若い女性が好きだったのに、今はまるで興味が無くなってしまった。妻に戻ってきて欲しいですが、私は見切りをつけられたのでもう無理でしょうね…」PHOTO by iStock金銭的余裕があまり無い“浮気夫”と離婚する場合、慰謝料が期待できないため、離婚計画を密かに進めながら、退職金を貰うまではと我慢する妻も多い。ただ一方で我慢している間に怒りが収まり、離婚計画自体がうやむやになるケースも見受けられる。つまり男性にとってみれば、時間をかけて謝り、再び妻の信頼を得るチャンスがあるということでもある。 しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。お気を付けて…。
そう話しながら早川は、嫉妬もされなかった事に残念がっていたが、彼の修羅場はここから始まったようだ。
PHOTO by iStock
「ほどなくして会社に所属するコンパニオンの女の子たちの間で、私が2人を囲っている事が噂になりました。他の女の子たちも『一身上の都合』といって何人も辞めてしまいました。それで萌も美咲もいづらくなって関係も解消されて、退所もしてしまったのですが、交際部屋の金庫に保管していたはずの500万ほどの現金も一緒に無くなっていたのです」
早川は「萌が盗んだのではないかと思った」というが、パパ活によって会社が崩壊寸前の中、警察に相談して事を大きくしたくなかった早川は、「人生の勉強代」として「見なかったことにした」という。そんな中、今度は妻に詰め寄られる。
「妻には会社のゴタゴタを隠していたのですが、誰かが妻に告げ口をしたようで、ある日、家に帰ると害虫をみるような引きつった目で『あんたパパ活していたんだって?』と言われました。正直に話すと、『信じられない!』と言ってその場で離婚をつきつけられました」
妻には散々に言われたようで、『まずパパ活が気持ち悪い』『いい年をしたおっさんが、支援と称して若い子にお金を渡して関係をお願いするとか、違法でなくても人間としてアウト』『55歳にもなってまだ20歳そこそこの女を追いかけているのはそういう性癖でしょ』『私と付き合って結婚したのも、私が当時20歳そこそこだったからでしょ。恋愛感情じゃなくて性癖で動いただけだよね』などと、マシンガンのように「罵声を浴びせられた」という。PHOTO by iStock「浮気していいって言ったじゃないか!」「浮気していいって言ったじゃないかと食い下がりましたが、全く通用しませんでした。妻の中での許せる浮気は、年相応に30代、40代の女性との交際で、かつ妻には隠し通す配慮があるものだけでした。妻は『同じ空気を吸っているだけで吐き気がする』といって出ていきました」 早川は弁明の余地もなく、後日送られてきた離婚届にサインして、慰謝料として2000万円渡して縁を切られたそうだ。「自分勝手な言いぐさですが、妻を失ってはじめて、妻がいたから女遊びも楽しかったんだと気づきました。あれだけ若い女性が好きだったのに、今はまるで興味が無くなってしまった。妻に戻ってきて欲しいですが、私は見切りをつけられたのでもう無理でしょうね…」PHOTO by iStock金銭的余裕があまり無い“浮気夫”と離婚する場合、慰謝料が期待できないため、離婚計画を密かに進めながら、退職金を貰うまではと我慢する妻も多い。ただ一方で我慢している間に怒りが収まり、離婚計画自体がうやむやになるケースも見受けられる。つまり男性にとってみれば、時間をかけて謝り、再び妻の信頼を得るチャンスがあるということでもある。 しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。お気を付けて…。
妻には散々に言われたようで、『まずパパ活が気持ち悪い』『いい年をしたおっさんが、支援と称して若い子にお金を渡して関係をお願いするとか、違法でなくても人間としてアウト』『55歳にもなってまだ20歳そこそこの女を追いかけているのはそういう性癖でしょ』『私と付き合って結婚したのも、私が当時20歳そこそこだったからでしょ。恋愛感情じゃなくて性癖で動いただけだよね』などと、マシンガンのように「罵声を浴びせられた」という。
PHOTO by iStock
「浮気していいって言ったじゃないかと食い下がりましたが、全く通用しませんでした。妻の中での許せる浮気は、年相応に30代、40代の女性との交際で、かつ妻には隠し通す配慮があるものだけでした。妻は『同じ空気を吸っているだけで吐き気がする』といって出ていきました」
早川は弁明の余地もなく、後日送られてきた離婚届にサインして、慰謝料として2000万円渡して縁を切られたそうだ。「自分勝手な言いぐさですが、妻を失ってはじめて、妻がいたから女遊びも楽しかったんだと気づきました。あれだけ若い女性が好きだったのに、今はまるで興味が無くなってしまった。妻に戻ってきて欲しいですが、私は見切りをつけられたのでもう無理でしょうね…」PHOTO by iStock金銭的余裕があまり無い“浮気夫”と離婚する場合、慰謝料が期待できないため、離婚計画を密かに進めながら、退職金を貰うまではと我慢する妻も多い。ただ一方で我慢している間に怒りが収まり、離婚計画自体がうやむやになるケースも見受けられる。つまり男性にとってみれば、時間をかけて謝り、再び妻の信頼を得るチャンスがあるということでもある。 しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。お気を付けて…。
早川は弁明の余地もなく、後日送られてきた離婚届にサインして、慰謝料として2000万円渡して縁を切られたそうだ。
「自分勝手な言いぐさですが、妻を失ってはじめて、妻がいたから女遊びも楽しかったんだと気づきました。あれだけ若い女性が好きだったのに、今はまるで興味が無くなってしまった。妻に戻ってきて欲しいですが、私は見切りをつけられたのでもう無理でしょうね…」
PHOTO by iStock
金銭的余裕があまり無い“浮気夫”と離婚する場合、慰謝料が期待できないため、離婚計画を密かに進めながら、退職金を貰うまではと我慢する妻も多い。ただ一方で我慢している間に怒りが収まり、離婚計画自体がうやむやになるケースも見受けられる。つまり男性にとってみれば、時間をかけて謝り、再び妻の信頼を得るチャンスがあるということでもある。
しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。お気を付けて…。
しかし、早川のように裕福な“浮気夫”の場合は、金銭のために時間をかける必要が無いため、妻は子供の問題さえ無ければ、取るものを取ったうえで好きなタイミングで離婚しやすい。早川の妻も、パパ活に精を出した夫にさっさと見切りをつけて、新しい人生を歩みだす選択をしたのだろう。
女好きを自称した早川は、妻という帰る場所があったからこそ、安心して遊べていたのだろうが、気づいたところで手遅れである。
せめて後悔を生かせる人生を送って欲しいと思う。
お気を付けて…。

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