所持品を落とした海保職員、拾って声をかけた男性の首を絞める…「記憶がない」と供述

神奈川県警戸部署は８日、東京海上保安部警備救難課職員の男（３０）（藤沢市）を暴行容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、男は同日午前０時５０分頃、横浜市西区の路上で、飲食店アルバイトの男性（２１）に対し、首を絞めつけるなどの暴行を加えた疑い。男性にけがはなかった。直前まで飲酒しており、調べに対し「記憶がないのでわかりません」などと供述している。
現場はＪＲ横浜駅近くの繁華街。同署によると、男が所持品を落としたため、男性が拾って声をかけたところ首を絞められたという。付近を警戒中だった同署員が逮捕した。
東京海上保安部は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に万全を尽くす」とコメントした。