岩手県は23日、食品へ使用してはならない指定外添加物「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」を味付けゆで卵の製造過程で使っていたとして、「岩手エッグデリカ」(同県八幡平市)に対し食品衛生法に基づく無期限の営業禁止を命じた。
対象製品は大手コンビニなどを通じ全国で売られており、同社は味付けゆで卵を含む15品の自主回収を進めている。
県によると、21日に同社を立ち入り検査した結果、味付けゆで卵の殻や、卵をゆでる湯から添加物が検出された。卵の白身や黄身の可食部からは検出されず、健康被害は確認されていない。
同社によると、かびの抑制のために添加物を使ったことは確認しているが、詳しい経緯は調査中という。同社は「基本的な食品安全の意識に欠如があったと言わざるを得ない。心からおわび申し上げる」とするコメントを発表した。