日大三 公式サイトで「不適切動画の拡散について」謝罪 「日頃の教育・指導に足らざるところがあった」

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日大三(東京)は14日、女子生徒にわいせつ動画を送らせ拡散したなどとして、12日に男子部員2人が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造や提供)の容疑で書類送検されたことを受け、公式サイトで謝罪文を発表した。
「不適切動画の拡散について」と題し、長文を掲載。「本校に関して報道されております件につきまして、被害者ならびに関係者の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と冒頭で謝罪した。
「本校の生徒2名が“児童ポルノ禁止法”違反の嫌疑により検察庁に書類送検されたとの報道に接しました。本校は、警察から書類送検の事実を直ちに知らされる立場にはありませんが、捜査が進んでいることは承知していたところであり、報道されていることは概ね事実であると認識しております」と状況を説明。「未成年同士が加害者と被害者という関係になった事件であり、本校の日頃の教育・指導に足らざるところがあったと受け止め、教育機関としての責任を強く認識しているところです」と重ねて謝罪の文を載せた。
また「動画が拡散されていることを覚知した後には、その拡散を防ぐことを急務と考え、警察に相談して、その指導を受けながら対応し、捜査にも全面的に協力して参りました」と強調。「本件は、加害者のみならず、被害者が存在する事件であり、加害者についての詳細が報じられることにより、被害者が特定されかねないこと、被害内容の詳細が報じられることにより、被害者が二次被害を受けかねないことから、皆様にはご配慮をお願いいたします」と呼びかけた。

捜査関係者によると、17歳の部員の書類送検容疑は昨年3~6月ごろ、知人の当時15歳の女子生徒に、わいせつな画像や動画を3回にわたり交流サイト(SNS)で送らせ児童ポルノを製造し、動画1点を16歳の部員に提供した疑い。受け取った16歳の部員は同5~10月ごろ、他の複数の部員に動画を送信して提供した疑い。2人は「やってはいけないことをやってしまった」、「軽率な行動だったと深く反省している」などと容疑を認めている。
日大三は春夏で計3度の甲子園優勝を誇る西東京屈指の名門。昨夏の甲子園では準優勝したが、都大会前から部内で動画が拡散されていたことになる。秋季東京都大会では準々決勝で帝京に0―3で敗れ、今春の選抜出場を逃していた。野球部は今月12日の練習を見合わせ、13日から活動を無期限休止としている。

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