結婚式は人生の晴れ舞台だが、招待客の予想外な振る舞いに驚かされることもある。神奈川県の60代女性(不動産営業)は、今から30年以上前の自身の式で起きた、にわかには信じがたいエピソードを明かした。
女性は当時、大学時代の友人にスピーチを依頼した。友人はイベント会社でアナウンサーのような仕事をしていたため、場慣れしていて頼りになると考えたのだ。
当日は期待通り、大学時代のエピソードから女性の失敗談まで見事に盛り上げてくれた。女性は感謝を込め、式が終わった後に「5000円の御礼」を渡したという。ところが……。(文:篠原みつき)
その夜に自宅で祝儀袋を整理していた女性は、思わず目を疑うことになる。
「ビックリしたのは、彼女の御祝儀が1万5000円という何とも半端だったことでした」
相場から見ても不自然な金額だが、後日その理由を聞いて女性はさらに驚かされた。なんと友人は、スピーチの手間を考えて「スピーチ代を抜いておいた」と事もなげに言ったのだ。
あらかじめ自らのスキルの対価を「祝儀から差し引く」という超合理的な判断。本来は2万円包むつもりだったのだろう。ただ、友人は5000円の御礼を別途受け取っているわけで、それについてはどう考えているのだろうか。
一般的なマナーの枠を超えた振る舞いだが、二人のあいだに遺恨など残ってはいないようだ。
「そんな彼女と、まだ付き合いをしている私はおかしいのかなあ?と思いつつ、関係を切れていません。(苦笑)」
あまりに斜め上を行く発言に当時は驚愕した女性だが、今ではそれを「苦笑」とともに語れるほどの年月が流れたようだ。
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