高市早苗首相が通常国会冒頭での衆院解散を決断した背景に、統一教会と自民党の関係を巡る新たな疑惑があると報じた「週刊文春」の記事が話題を呼んでいる。
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高市早苗首相 時事通信社
ことの発端は、フリーライターの石井謙一郎氏が入手した、統一教会の「TM特別報告」と題された文書。「週刊文春」報道によれば、全3200頁に及ぶとされるその文書には、高市氏の名前が32回も登場し、「高市氏が自民党総裁になることが天の最大の願いである」との記述が含まれているという。
さらに文書では、安倍晋三元首相や萩生田光一幹事長代行らと統一教会の関係についても詳述されており、高市氏の最側近とされる佐藤啓官房副長官についても統一教会との接点が記されていると報じられている。
この報道を受け、Yahoo!ニュースのコメント欄では厳しい意見が相次いだ。
「選挙前に、全議員と統一教会との関係を再調査すべきです」「マスコミはどの議員が元統一教会の支援をどの程度受けているか、一覧表にして公開してください」といった、関係の全容解明を求める声が多く寄せられている。
また、「テレビが報道しないのがおかしい」「テレビ局がこの統一教会問題をまともに取り上げない中で行われる選挙の結果が不安でなりません」と、主要メディアの報道姿勢に疑問を呈する意見も目立った。
「まさに解散した理由がこの報道内容を国会で取り上げられることを避ける為としか思えない」「急な解散の理由がわかりました」といった指摘も多く見られ、報道と解散決断の因果を疑う見方が広がっている。
統一教会の元会長である徳野英治氏は、自身の報告が記載された文書であることを既にSNSで認めており、今後の政治的な影響が注目される。
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現在配信中の「週刊文春 電子版」では、統一教会が佐藤氏の選挙のために行っていた「電話かけ大会」の実態、高市氏が「啓くん」と呼ぶほど佐藤氏を信頼している理由、解散を検討していたことを事前に知らされなかった鈴木俊一幹事長や萩生田光一幹事長代行の怒りの声などを、詳しく報じている。
(「文春オンライン」編集部)