「8時間寝ないとダメ」は大きな誤解!精神科医が教える「自分に合った睡眠時間」の見つけ方

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「健康のためには、8時間寝ないといけない」。そう思い込んでいないだろうか? 著書『体力がない人の仕事の戦略』を上梓した精神科医の和田秀樹氏によれば、「適正な睡眠時間」には個人差があり、5時間で十分な人もいれば、8時間でも足りない人もいるという。では、あなたにとって最適な睡眠時間は……。その見つけ方を和田氏が教える。
多忙なビジネスパーソンであれば、十分な睡眠が取れないことが多く、日によって睡眠が不規則になることが少なくありません。
私のところにも、睡眠に関する相談に来られる方がたくさんいます。
主な相談内容は、次のようなものです。
・「熟眠障害」……眠りが浅く、寝ても疲れが取れない
・「中途覚醒」……夜中に何度も目を覚ます
・「入眠困難」……寝つきが悪い
・「早期覚醒」……予定した起床時刻より2時間以上も早く目覚める
厚生労働省の『国民健康・栄養調査報告』(2023年)によると、20歳以上の男女の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合が最も高く、1日の睡眠時間が6時間未満という人も、男性38.5%、女性43.6%と少なくありません。
多くの人が、「自分にとって、どのくらいの睡眠時間が適正なのか?」ということを気にしていますが、適正な睡眠時間には個人差があり、その日の体調や気候によっても変わります。
10時間を超える「ロングスリープ」が適正な人もいれば、3~4時間程度の「ショートスリープ」で十分な人もいるため、適正値が存在しないのです。
参考までに、歴史上の偉人たちの睡眠時間を調べてみると、極端に個人差があることが一目瞭然となります。
・アルベルト・アインシュタイン(物理学者)……1日10時間の睡眠と昼寝
・レオナルド・ダ・ヴィンチ(科学者、発明家)……4時間ごとに15~20分の睡眠
・ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝)……1日3時間の睡眠と数回の昼寝
・トーマス・エジソン(発明家)……1日4時間の睡眠と数回の昼寝
適正な睡眠時間を知るためには、自分の体に聞いてみることが一番の方法です。
5時間睡眠の日と6時間睡眠の日では、どちらが翌日に調子がいいか?
7時間や8時間睡眠の翌日は、自分の体がどんなコンディションなのか?
さまざまな時間を試してみて、自分が最も調子がいいと感じるものが、自分に適した睡眠時間となります。
1日5時間程度しか睡眠が取れなくても、翌日の日中に眠くならず、調子が悪くなければ、何も心配することはありません。
もし眠くなったら、どこかで仮眠を取ればいいのです。
仮眠が取れなければ、早めに帰宅して、早い時間に寝てしまうことです。
睡眠に対するソリューションは単純明快ですから、日常の睡眠時間をあまり気にする必要はないのです。
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