映画『Black Box Diaries』を監督した伊藤詩織さんの一連の説明に対して、元弁護団の西広陽子弁護士側は1月8日、事実に反する説明がされたとして反論する文書を報道各社に公表した。
文書では、映画の上映に至る経緯について、伊藤さん側の説明と食い違いがあると指摘したうえで、これまで同様に「伊藤氏には事実に基づいて発言をして欲しいと切に思います」と求めている。
伊藤さんは、日本公開初日となった2025年12月12日以降、舞台挨拶や公式サイト、日本外国特派員協会での会見などを通じて、ステートメントを発表。映画で使用した映像や音声の許諾をめぐる問題のほか、西広弁護士側とのやりとりについて説明してきた。
これに対して、西広弁護士側が1月8日に出した文書では、「伊藤氏から事実に反する説明がなされましたが、これを逐一正すには多大なエネルギーと紙幅を要します」とし、3ページにわたって反論を展開している。
文書によると、伊藤さん側から映画の「修正内容について文書で説明」を受けた事実はないとしている。
また、伊藤さん側が「2024年7月の試写会以降、…何度も映像を見て欲しいと伝えています」と説明している点についても事実に反するとし、実際に修正版を見せると伝えられたのは「品川での上映が内内に決まっていた10月17日のこと」と反論した。