「瀬田唐橋」に複数の落書き、器物損壊の疑いで捜査…地元「いたずらでは済まない」憤り

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日本三名橋の一つとされる「瀬田唐橋」(大津市)でスプレーで描かれたとみられる複数の落書きが見つかり、管理している滋賀県大津土木事務所は10日、大津署に被害届を提出した。
瀬田川沿いでは、ほかにも同様の落書きが広範囲で確認されており、同署は器物損壊の疑いで調べている。
同事務所によると、11月19日に近隣住民から「橋に落書きがたくさんある」と連絡を受け、職員が見に行くと、橋桁を隠す「桁隠し」や橋脚など5か所に黒色や黄色、緑色で文字のような落書きがあった。また、近くにある唐橋流心水質自動監視所や、藤原秀郷が唐橋で大ムカデを退治した伝説にちなんだモザイクアート、少し離れた公園の公衆トイレや駐車場などでも見つかった。
瀬田川観光船組合組合長で近くに住む吉川勝美さん(74)は「いたずらでは済まない。由緒ある唐橋に落書きをされ、地域の者として憤りを感じる」と肩を震わせた。同事務所の職員も「桁隠しは色の調合に苦労した場所で、とても残念」と落胆。「修復に向けて技術的な調整を進めたいが、いつ元通りになるかは未定」としている。

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