「俺は埼玉で有名なヤンキーだ」「私の方が有名だ」こんなSNS上でのやりとりをきっかけに14歳の男子中学生を車で連れ去ったうえ、暴行を加え大けがをさせたとして暴力団組員の男と15歳の女子中学生ら11人が逮捕されました。
傷害などの疑いで逮捕されたのは、住吉会系暴力団組員の小口直斗容疑者（25）と15歳の女子中学生ら11人です。
警察によりますと、11人は10月2日の未明、埼玉県川口市の中学2年の男子生徒（14）を自宅から車で連れ去り、殴る蹴るの暴行を加えて肋骨や鼻を折るなどの大けがをさせた疑いが持たれています。
事件前、男子生徒のSNSのアカウントから逮捕された女子中学生に対して「俺は埼玉で有名なヤンキーだ」とメッセージが送られ、これに対して女子中学生が、「私の方が有名だ」などと返信し、トラブルになっていたということです。その後、女子中学生が知人の小口容疑者に連絡したところ、小口容疑者が不良グループのメンバーを20人以上集め、犯行に及んだということです。
警察は11人の認否を明らかにしていません。