新県立中央図書館問題 “9億円損失”判明 交付金100億円減額に鈴木知事「機能再整理」 教育長は給与10%の3か月分を自主返納へ=静岡

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

静岡県議会9月定例会が9月17日に開会し、新県立中央図書館問題で鈴木康友知事は「図書館の機能を再整理していく」と強調しました。
【写真を見る】新県立中央図書館問題 “9億円損失”判明 交付金100億円減額に鈴木知事「機能再整理」 教育長は給与10%の3か月分を自主返納へ=静岡
<鈴木康友静岡県知事>

鈴木知事が議会に対し反省の弁を述べたのは、財源不足に揺れる新県立中央図書館の問題です。
新図書館の整備事業をめぐっては、国の交付金が当初の想定より約100億円減額となることが判明。見直しの方針を示す鈴木知事は、今後重視するポイントに3つの視点を挙げました。
<鈴木知事>

議会後には、教育委員会が再発防止策の調査報告書を提出。委員からの問いに対し、見直しによって設計費など約9億円の損失が生じたと説明しました。
池上重弘教育長は、一連の責任として現職や前任の幹部職員に対し「厳重注意」、自身については給与の10%を3か月分自主返納すると明らかにしました。
<池上重弘教育長>

県は、2025年度中をめどに方針を示したいとしています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。