首都高速道路で6人が死傷した事故の裁判で、検察側はトラック運転手の男に対し、懲役8年を求刑しました。この事故は去年5月、首都高速・美女木ジャンクション近くで、乗用車に大型トラックが突っ込み、3人が死亡、3人がケガをしたもので、トラック運転手の降籏紗京被告が過失運転致死傷などの罪に問われています。17日の裁判では、死亡した船本宏史さんの妻が「ささやかな日常を返してください」「この事故は私にとって殺人。同じ目に遭わせたいと心底思う」と訴えました。また、杉平裕紀さんの妻は「時間がいくらたっても夫の死を受け入れられない。一生不幸になってください」と述べました。
検察側は「正常な運転ができていないことを認識したのに“走る凶器”となった大型トラックの運転を中止しなかった」と指摘し、降籏被告に対し懲役8年を求刑しました。杉平裕紀さんの妻 智里さん「きょう(求刑)8年と聞きましたが、まだまだ心が穏やかじゃない日が続きます。危険運転の20年(法定刑の上限)との幅が大きすぎるので、どうにか間の幅を縮めていければ」判決は11月4日に言い渡される予定です。
首都高速道路で6人が死傷した事故の裁判で、検察側はトラック運転手の男に対し、懲役8年を求刑しました。
この事故は去年5月、首都高速・美女木ジャンクション近くで、乗用車に大型トラックが突っ込み、3人が死亡、3人がケガをしたもので、トラック運転手の降籏紗京被告が過失運転致死傷などの罪に問われています。
17日の裁判では、死亡した船本宏史さんの妻が「ささやかな日常を返してください」「この事故は私にとって殺人。同じ目に遭わせたいと心底思う」と訴えました。また、杉平裕紀さんの妻は「時間がいくらたっても夫の死を受け入れられない。一生不幸になってください」と述べました。
検察側は「正常な運転ができていないことを認識したのに“走る凶器”となった大型トラックの運転を中止しなかった」と指摘し、降籏被告に対し懲役8年を求刑しました。
杉平裕紀さんの妻 智里さん「きょう(求刑)8年と聞きましたが、まだまだ心が穏やかじゃない日が続きます。危険運転の20年(法定刑の上限)との幅が大きすぎるので、どうにか間の幅を縮めていければ」