入院中の上皇さま(91) 心臓の新たな薬を投与し経過を観察 宮内庁長官が明らかに 「右心不全」「無症候性心筋虚血」などの症状改善に向け

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心臓の治療のため東大病院に入院中の上皇さまについて、宮内庁は「新たな薬を投与して経過を観察している状態」と明らかにしました。
宮内庁の西村泰彦長官は、きょう(17日)定例の会見で、入院中の上皇さまについて、心臓の負担をやわらげるため、「新たな薬を投与し、経過を観察している」と明らかにしました。
退院の時期について、西村長官は「現時点で申し上げることはありません」とした上で、「薬が効果を発揮して、順調に推移していくことを心から願っています」と話しました。
上皇さまは2022年に「右心不全」と診断されたことに加え、今年5月には自覚症状がないものの、運動の負荷が一定以上かかると、心臓の筋肉に血液が十分に送られない状態になる「無症候性心筋虚血」と診断されました。
その後、改善が見られないことから医師が新たな投薬治療が適当と判断し、上皇さまは今月14日から東大病院に入院されています。
上皇后美智子さまは連日、上皇さまを見舞うため病院を訪れ、きょうも午前中、病院に入られました。

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