米屋も食べたことがない「古古古米」の気になるお味 おいしく炊き上げるコツは…

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政府は高騰するコメ価格の安定化に向けて、2021年産の備蓄米、いわゆる古古古米10万トンを放出する予定だ。
気になるのはやはり味だ。米農家の男性は「保冷庫で管理しておけば2年ぐらいは問題ないと思う。ただ、古古古米となると私らは食べたことがないので味は分からない」と話した。
都内の米穀店店主は「私たちのような小さな店舗には備蓄米は回ってこないでしょ。おいしい米を店頭に出したいので、これまでに古古古米は扱ったことがない」。関係者たちも古古古米を食べたことがないというのが現状のようだ。
古古古米をおいしくないと感じるのは古米臭が影響していると思われる。長野の酒蔵・株式会社尾澤酒造場はXで「国の低温倉庫で保管されていた古古米、古古古米ですが、日本酒を米1合あたり大さじ1程度を投入して炊き上げると甘味も出て美味しいお米がたけますよ~!」と投稿。古古古米をどうやっておいしく食べるか、注目されている。

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