お金入れる“ふり”…“唐揚げ泥棒” 店長が追いかけ取り押さえ

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東京・江戸川区にある無人販売店に設置された防犯カメラの映像です。
店に入ってきた「緑色のジャンパー」を着た男。財布を手に、料金箱へと近付きます。
お金を入れたように見えますが、実は“ふり”だけ。手に何も持っていません。
料金を支払わないまま、カレー味の唐揚げ4パック、2000円分を持って、店の外へ出ました。自転車のかごへ入れて現場から立ち去りました。
■「お金ありません」 店長が犯人“取り押さえ”
この犯行から10日ほど経った先月30日、よく似た人物が再び店に現れました。今度は「黄色のジャンパー」を着ています。
料金箱の前で男が取った行動は、またしてもお金を入れるふりだけです。
冷凍ケースの扉を開けると、カレー味の唐揚げ5パック、2500円分を店から盗み出していきました。
実はこの時、 店の裏では、店長が男の様子を防犯カメラで見ていました。
自転車で逃げようとする男のもとへ向かった店長は、自ら男を取り押さえました。
あげまる新小岩店・山野勝店長:「『お金払わないで商品を取って行ったよね?』と(男に)言いました。『はい、取りました。申し訳ありません。お金はありません』と素直に認めた」
店長は警察に通報し、駆け付けた警察官に男を引き渡しました。
山野店長:「悪いことはきちんと処罰されますよと、理解してもらえればと考えている」
店では今後、防犯カメラのモニターを店内にも設置して、犯行を思いとどまらせる対策を講じるということです

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