聖カタリナ学園高集団暴行 野球部員の勧誘、2年間停止

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2021年春の選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ学園高(松山市)の野球部寮で複数の部員が集団暴行を受けた問題で、同部が今後2年間、部員の勧誘を停止することが16日、判明した。同校が関係者に文書で通知した。現在の1年生が卒業するまでは新規の入部対象は自宅から通学可能で自発的に入部を希望する生徒に限定する。
「暴力が当たり前の空気感」 聖カタリナ高野球部、第三者委報告書 文書によると、同部では21年11月と22年5月に寮内で集団暴行が発生。事案発生当時1、2年生だった13人が暴行に関わり、同級生や下級生の5人が被害に遭った。同校は11月2日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と判断し、愛媛県に報告した。 また、22年6月の問題発覚後に辞意を示し、8月下旬に顧問として野球部に復帰していた元監督(41)は新監督が決まり次第、指導から離れるという。【斉藤朋恵】
文書によると、同部では21年11月と22年5月に寮内で集団暴行が発生。事案発生当時1、2年生だった13人が暴行に関わり、同級生や下級生の5人が被害に遭った。同校は11月2日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と判断し、愛媛県に報告した。
また、22年6月の問題発覚後に辞意を示し、8月下旬に顧問として野球部に復帰していた元監督(41)は新監督が決まり次第、指導から離れるという。【斉藤朋恵】

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