建築家 谷口吉生さんが肺炎で死去 ニューヨーク近代美術館や鈴木大拙館を手掛けた金沢ゆかりの文化功労者

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建築家で文化功労者の谷口吉生さんが、今月16日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなっていたことが分かりました。87歳でした。
世界的な建築家で知られる谷口吉生さんは1937年に東京都で生まれ、戦時中は、父・吉郎さんの出身地である金沢市で暮らしました。
建築家としては金沢市の玉川図書館や鈴木大拙館のほか、ニューヨーク近代美術館などを手がけたほか、近代建築の巨匠とも呼ばれる父・吉郎さんを顕彰する「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の設計にも深く携わってきました。
また、父・吉郎さんとともに、金沢市の名誉市民に選ばれたほか、2021年には文化功労者にも選ばれていました。

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