岸田首相が中国首相と立ち話 対面で約3年ぶり

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【プノンペン=田中一世】岸田文雄首相は12日午前(日本時間同)、カンボジアの首都プノンペンで東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議に出席後、中国の李克強首相と数分間立ち話した。
日中の首相が対面で対話したのは、2019年12月の安倍晋三元首相と李氏の会談以来で、約3年ぶり。
外務省の発表によれば、岸田首相は「建設的かつ安定的な日中関係の構築に向け、ともに努力していきたい」と述べ、李氏も日中関係は重要だとの考えを示した。日中両政府は、岸田首相と習近平国家主席の会談を近く行う方向で調整中。外務省は、李氏との立ち話で習氏との会談に関する話題が出たかどうかについて、明らかにできないと説明している。

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