北九州市の中学生殺傷事件 公園に「刃物持った人」前日から不審な男の目撃相次ぐ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中学生2人を刺した犯人は今も逃走を続けています。事件前日から事件直前にかけて現場周辺では不審な男を目撃したという情報がいくつも警察に寄せられていることが分かりました。
14日の夜、マクドナルドの店内で、中学3年生の中島咲彩さん(15)が殺害され、同級生の男子生徒(15)が重傷を負った事件。逃げた40歳くらいの男の行方は今も分かっていません。
事件直後、搬送される男子生徒を見た男性はこう話します。
この男性は、男が逃げたとみられる方向から店に歩いて来ました。
事件直後、すぐ近くの防犯カメラにも人影は確認できませんでした。犯人は、この辺りの道に詳しい人物なのでしょうか。
逃げた男は、つま先が出るタイプの黄色い“サンダル”を履いていたことが、16日に新たに分かりました。
番組が現場周辺を取材すると、気になる情報がありました。
事件前日から現場近くでは、若い女性につきまとう不審な男が相次いで目撃されていたというのです。
現場となったマクドナルドから1キロほど離れた住宅街。13日の昼すぎ、女子高校生が30代から40代の男に突然、声を掛けられたといいます。
男がすり寄ってきたため、怖くなった女子高校生は警察に通報しました。
近所の人によりますと、周囲に歯科医院は1軒しかなく、迷うような場所ではないということです。歯科医院に話を聞くと次のように話しました。
さらに、そこから500メートルほど離れた住宅街では事件当日の午前中、女性が見知らぬ30代くらいの男から、こう声を掛けられたといいます。
一方、マクドナルドからおよそ150メートル離れた公園では、刃物を持った人物が目撃されていました。
捜査本部には、不審者に関する情報が複数寄せられていて、警察は犯人につながる手掛かりを確認するとともに、逃げた男の行方を追っています。
(「グッド!モーニング」2024年12月17日放送分より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。