NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんが、ブログを更新。自身の現況について綴りました。
【写真を見る】【ニャンちゅう】声優・津久井教生さん ALS闘病 「治療法がないということは 恐ろしく 悲しく つらいことなのです」「治療法が見つかることを 切に願います!」
津久井教生さんは「小倉智昭さんの訃報に接しました。」と、投稿。続けて「ガンで弟を亡くした私は 小倉さんの膀胱ガンの闘病を 応援していました。」「そして私がALSに罹患してからは 逆に小倉さんの発信に たくさんのエネルギーをいただきました。本当に感謝しています!」と、綴りました。
そして「そして最後に 治療の手はずがなくなったと 医師から告げられて 自宅での療養になったと聞きました。」「最後までガンと 闘いぬいたのだと思います。本当にお疲れさまでした。 心よりお悔やみ申し上げます。」と、綴りました。
津久井教生さんは「そして私も 治療法がないと 言われたことを思い出しました。」と、投稿。続けて「今から5年前 検査入院の結果ALSであると 医師から告げられた時のことです。」「妻と二人で ALSという病気の説明を受けたあと『津久井さん、ALSには 治療法がないのです。 ですから現時点で この病院でできることは無いのです。』と主治医に告げられました。」と、振り返りました。そして「そして…いつ退院して 自宅療養を始めるかの算段に入りました。」「そこから現在に至っています。」と、綴りました。
津久井教生さんは「そこから治療ではなく 対症療法という医療行為を受けているのです。」と、投稿。
続けて「気管切開も 胃瘻増設も ALSを治療するものではありません。」「命の危機を逃れるための医療行為なのです。」「だから…どうするか考えてしまうのです。」と、綴りました。
そして「治療法がないということは 恐ろしく 悲しく つらいことなのです。」「前にも書きましたが 病気と闘うことができないのです!」と、記しました。
津久井教生さんは「治療法がない この言葉は本当に重い言葉です。」「医学が進歩して たくさんの治療法が見つかることを 切に願います!」「たくさんの希望がかないますように」と、その思いを綴っています。
10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。
続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。
津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。
【担当:芸能情報ステーション】