姫路城入場料、市民以外は現行の「2~3倍」の2000~3000円に…18歳未満は一律無料

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2026年春頃から新しい入場料金を設定する姫路城について、姫路市は6日、市民以外の18歳以上を現行(1000円)の2~3倍となる2000~3000円とし、18歳未満を一律に無料とする方針を明らかにした。
一方、市民については「現行程度」としているが、料金を据え置くかは未定だという。
市は、城の維持管理費を捻出するため姫路城の入場料の値上げを検討。市民については「納税などで城の保全に貢献している」ことなどを理由に大幅な値上げはしないと説明している。
ただ、新料金の設定にあたり、市民を1000円とする「二重価格」を設定するか、市民以外の新料金から「減免措置」(割引)を講じるかは決まっていないとする。市の条例で姫路城入場料金の減免は最高5割のため、新料金の額によっては現行料金を上回る可能性があるという。
新料金は、来春の市議会での条例改正を経て正式に決まる。姫路城の入場料金の改定は「平成の大修理」を終えた直後の15年3月以来となる。

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