「選挙で運動会延期。子供泣いてる」“突然”の衆院選の影響が学校行事にも…被災地・能登地方では「選挙してる場合じゃない」

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総理就任から解散・投開票まで戦後最短となった今回の衆議院選挙。その影響が様々なところに及んでいる。
石破内閣で3日に決まった副大臣と政務官で、異例の「居抜き人事」が行われた。公明党の議員と、大臣に昇格したことで空席になったポスト以外は、岸田内閣のままとなったのだ。
理由は、首相就任から解散・投開票まで戦後最短となった今回の衆議院選挙。
新たな不祥事が出ないための居抜き人事で、本格人事は選挙後に行われる予定だ。
3日の副大臣や政務官の人事で、顔ぶれが固まった石破新内閣。閣議が行われる閣議室に入る直前には、こんなやりとりがあった。
加藤財務相:総理、総理、総理、こっち、こっち、こっち。
入り口を間違えた石破総理に、閣僚経験の長い加藤財務大臣が正解を教える場面も。応接室は笑いに包まれた。
一方、ピリピリとしていたのは野党。総理就任から戦後最短となる選挙を見据えた動きが活発化している。立憲民主党の野田代表は野党候補の一本化に向けて、他の野党と相次いで党首会談を行った。
立憲民主党 野田代表:裏金問題はまだ終わっていない。政治への信頼を取り戻すため、自公過半数割れを目指すことの必要性について認識を共有することが出来ました。
立憲側は自民党派閥の裏金事件に関係した議員の選挙区で、野党候補の一本化を呼びかけた。しかし、各党で温度差が見られ、調整は難航するとみられる。
投開票まで約3週間の見通し。永田町は風雲急を告げている。
SNSでは、急転直下の解散表明に、次のような悲しみの声が広がっていた。
「衆議院選挙のせいで運動会の日程が変わった。小学校が投票所らしい。休み変えれないよ~」「選挙で運動会延期。子供泣いてる」
スポーツの秋の急な総選挙で、運動会やスポーツイベントの日程の変更が各地で相次いでいる。
選挙前日の26日に娘の運動会が変更になったという父親も、ショックを隠せない。
運動会の日程が変更になった父親:小学校1年生で初めての運動会というのもあったので、親子ともども張り切ってた部分はあったので、ちょっと残念ですね。
開票日当日の27日に運動会を予定していた鹿児島市の小学校も頭を悩ませていた。
鹿児島市立鴨池小学校 桃北紀和校長:体育館が投票所に毎回なっています。正直なところ、ビックリしたのと、これは困ったことになったなと。
鹿児島市内では、27日に30校の小学校で運動会を予定されているという。こちらの小学校は投票所になるため、選挙管理委員会に場所の変更を相談したが…。
鹿児島市立鴨池小学校 桃北紀和校長:申し訳ないけれども、学校の方の行事を動かして頂けないかというお願いでした。
前日の26日は幼稚園の運動会の予備日になっていたが調整を行い、2日にようやく、26日に正式に変更できたという。
突然の選挙に、対応に追われるのは被災地も例外ではない。年明けの地震に続き、大雨被害に見舞われた石川県輪島市。急に決まった選挙に向けて、課題は山積みだ。
輪島市選挙管理委員会事務局 坂本修書記長:想定外の水害があったところで、予定していた投票所が使えないという箇所がいくつか出てきまして、そこがちょっと課題として上がりました。
輪島市では20カ所の投票所を予定していたが、避難者が身を寄せているなどの理由で18カ所の開設を目指している。さらに今後、職員や、選挙の立会人なども確保しなければならない。
被災地に住む人やボランティアは…。
70代住民:石川県だったら、そんな選挙してる場合じゃないんじゃないか。ここは特にひどいから、選挙は考えられない。
ボランティア:選挙というよりも、目の前のことを一生懸命してやるっていうことが現状ですよね。ちょっとそこまで考えきれないというのが現状。(「イット!」 10月3日放送より)

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