くみ取り式トイレに男児を産み落とし窒息させる…殺人容疑で38歳母親を再逮捕

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青森市金沢のアパートの便槽から生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、県警は1日、母親の無職中野渡恵子容疑者(38)を殺人容疑で再逮捕した。
発表によると、中野渡容疑者は7月10日から11日午後2時55分頃の間、男児(身長約40センチ、体重約1650グラム)をくみ取り式トイレの便槽内に産み落とし、排せつ物を吸い込ませるなどして窒息させ、殺害した疑い。県警は、排せつ物がたまった便槽に産み落とせば死ぬかもしれないという「未必の故意」による殺意があったと判断した。
便器から便槽(深さ60センチ)までは約3メートルで、県警は、男児が直径10センチのパイプを通って便槽に産み落とされたとみている。
中野渡容疑者は男児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で7月11日に逮捕されていた。青森地検は1日、同容疑を処分保留とした。

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