バスケ試合中に客席倒れこむ グリーンアリーナ神戸、けが人なし

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神戸市は30日、神戸総合運動公園(同市須磨区)内の体育館「グリーンアリーナ神戸」で29日に開催されていた全国高校バスケットボール選手権大会兵庫県予選の試合中に、メインアリーナの観客席の一部が壊れる事故があったと発表した。
壊れた席には7人が座っていたが、けがはなかった。
市によると、事故があったのは29日午前10時15分ごろ。メインアリーナの観客席は、1~3階に計4852席が設けられ、原則9人分の座席が1つのユニットになっている。このうちの1組の座席部分を支える金具の溶接部が破断し、9席が一斉に床へ倒れ込んだとみられる。
事故当時、この座席には出場校の関係者7人が座っていた。けが人はなかったが、このうち1人が尻もちをつく形になったという。
市は事故を受けて29日の試合終了後に館内の全席を緊急点検したところ、ぐらつきのあるユニットを4組確認。これらを使用禁止とした上で、30日も予定通り同大会を開催した。
市は「座席の安全確認は目視点検を随時行っており、今回は想定外の事態だった」としている。

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