「Visa」に公取委が立ち入り検査 「自社提供決済サービス選ばなければ手数料引き上げ」と取引を不当に拘束した疑い

公正取引委員会が17日、「Visa」の日本法人に立ち入り検査に入ったことがわかりました。
関係者によりますと、立ち入り検査を受けたのは、クレジットカードの世界最大手「Visa」の日本法人「ビザ・ワールドワイド・ジャパン」です。
「Visa」の日本法人は、カード発行会社に対し、複数の企業が提供している決済サービスの中から、自分たちが提供するサービスを選ばなければ手数料を引き上げるなどと言って、取引を不当に拘束した疑いが持たれています。
公正取引委員会は、こうした行為が独占禁止法が禁じる「拘束条件付き取引」といった不公正な取引に該当するとみて、今後実態を調べる方針です。