東京で3人の子育てをしているシングルマザーで、『36歳、初めて推しができました。』(文芸社刊)の著者・凪倫子さん(@rinco_run2)。彼女は同作で昨年、エッセイコンテスト「第7回人生十人十色大賞」長編部門の最優秀賞を受賞しました。
作品には、「お金も時間もない、身近に頼れる親もいない」という状況のなかで、“推し”の存在に救われていった日々が、率直な言葉で綴られていました。そんな凪倫子さんに、シングルマザーの仕事や子育てのリアルについて取材しました。
◆ずっと子どもに申し訳ないと思っていた
しかしある日、お子さんに誘われて観に行った映画『東京リベンジャーズ』で、ドラケン(龍宮寺堅)役の山田裕貴さんに惹かれていきました。