警察によりますと、6日午前10時50分ごろ、福岡市東区西戸崎の砂浜で、「ふとももから下の足が落ちていた。義足ではなく本物の足のようだ」と近くの施設の職員から110番通報がありました。通りかかった人が発見して、施設の職員に相談して通報してもらったということです。
警察が駆けつけ、人の右足を発見しました。ふとももの付け根から切れた状態で、ひざに傷があるということです。かかとまでの長さは67センチでした。衣服と靴は見つかっていません。

成人のものとみられ、性別や年代は分からないということです。切れた状態になって、時間はたっていないとみられています。人為的に切られたのか、損傷したものかは分かっていません。水につかっていて、海から打ち上げられた可能性もあるということです。体のほかの部分は見つかっていないということです。
警察は7日に司法解剖をする予定です。該当するような行方不明者がいるかどうかを調べるとともに、事件と事故の両面で捜査しています。