県立高校の男子生徒が野球部の練習中に目にけがをして障害が残ったとして、大分県が3000万円の損害賠償を支払い、和解の方針を示しました。
【写真を見る】高校で野球部の練習中に打球あたる 男子部員の視力に障害 県教委が3千万円の賠償へ 大分
第一回定例県議会を前に18日は議会運営委員会が開かれ、執行部側が新年度当初予算案など議案41件を提出することを報告しました。
その一つに、2021年8月、県立高校の野球部の練習中、男子部員の右目に打球があたる事故が発生。視力に障害が残ったため、県が3000万円の損害賠償を支払い、和解を求める議案が盛り込まれています。
また、県の補助金1500万円をだましとった罪などに問われているITベンチャー「隼人」の元会長らとの間で和解が成立し、相手側が1856万円の損害賠償を支払うことが報告されました。
第1回定例会は2月25日に開会し、3月27日に閉会する予定です。