前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「自民党が大敗したほうが国民のため」などと持論を述べ、反響が集まっている。
泉氏は前日リモート出演したニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)についてのスポニチ記事を引用。共演した元衆院議員の宮崎謙介氏が、年収103万円の壁引き上げを巡る議論で自民党側が出した新案に疑問を呈したことを取り上げたもので、宮崎氏は「こんなことやっていると、自民党、次、負けちゃいますね。確実に。大敗しちゃいますよ、ますます」と今夏の参院選に向けて警告していた。
泉氏はこの日、Xで「『“こんなことやっていると、自民党、次、負けちゃいますね。確実に。大敗しちゃいますよ、ますます”と宮崎謙介氏が警告』との記事だが、自民党が大敗したほうが国民のためだ。財務省と一緒に国民をいじめ続けるのなら、そんな自民党は滅びたほうが国民のためになると思う」と投稿。フォロワーからは「同感です」「その通り」「激しく同意」などの反応のほか、「立憲民主党が勝っても同じですよね」「維新、国民民主も滅びた方がいい」「自民党はもう絶対投票しないけど、じゃあどこに…と途方に暮れています」などの意見もあった。
年収の壁を巡っては、178万円への引き上げを求める国民民主党と与党との協議が続いており、自民党は年収200万円までの低所得者層については160万円へと引き上げる案を提示。また200万~500万円までには2年間、10万円を上乗せする方針も示した。基礎控除は200万円以下で37万円、200万~500万円以下では10万円増えるが、年収500万円超は恩恵はない。
泉氏は同番組で自民党の新案に怒りを示し、「こんなん、放送しなくていいですよ」と話していた。