なぜそこまで自信があるのか?
MS&ADインターリスク総研は2024年12月2日、「高齢者の自動車運転に関する実態と意識について」の2024年版アンケート結果を公表しました。
慌てるシニアドライバーのイメージ(画像:写真AC)。
調査対象は、全国の日常的に自動車を運転している男女1000人のドライバーです。調査は、2021年、2019年、2017年に続く4回目となります。
今回の調査では、2021年の調査と同様に、自動車運転に対する自信は高齢になるほど高くなる傾向にあることが明らかとなりました。
自信の度合いは性別で大きく差があります。75から79歳の男性は78.7%が「自信がある」とする一方、女性は44.0%と30ポイントも低めの結果が出ています。
また、ドライバーが不安を感じる状況について回答の上位3つは、「夜間(暗い状況)」「狭い道路」「降雨時」です。「不安を感じることはない」は全体で4.9%と回答の中で最も少ないという結果になりました。ただ、この値は、回答者の年齢が上がるにつれ減少しており、年齢が上がるにつれ「不安に感じる」ことが多いことがうかがえます。