元プロ野球選手で2022年まで中日に在籍した元捕手の山下斐紹(あやつぐ)被告(32)が麻薬取締法違反(所持)の罪で名古屋地検に起訴されていたことが4日、報道された。
山下被告はコカインを含む粉末を所持したとする起訴内容をこの日、名古屋地裁であった初公判で認めた。検察側は懲役1年を求刑し、即日結審した。
9月に自身が経営する名古屋市中区にあるバーでコカインを所持したとされる。北海道出身の同被告は千葉・習志野高から11年にドラフト1位でソフトバンク入り。18年からは楽天、21年からは中日でプレーし、22年を最後に引退した。
同期入団は2位・柳田悠岐外野手、育成4位・千賀滉大投手(現メッツ)、同6位・甲斐拓也捕手(ソフトバンクからFA)らがいた。
山下被告は今月18日に千葉市内で行われるロッテ選手のトークショーでMCを務める予定だった。これに対しSNS上では「MCは一体どうするの?」と心配の声が上がった。主催者はインスタグラムのストーリーで問い合わせに対し「MCを変えて開催します」としている。
同期・甲斐との比較で「残酷なまでのコントラストの激しさだな」「何やってんだ山下斐紹」と愚行を嘆くコメントが殺到した。