7月14日深夜、京都市にある畑で、収穫直前の野菜を盗むドロボーの姿が防犯カメラに捉えられた。ドロボーは、手当たり次第に野菜をもぎ取り、盗んでいったという。
さらに、同一と思われる人物は3度も現われていて、ひと月の収穫量の約3分の1の野菜が盗まれたという。
7月14日午前1時30分ごろ、京都市の畑に腰をかがめながら、大きな袋を持ち現れた“夏野菜ドロボー”。
ドロボーは深夜の畑で、手当たり次第に実ったトマトをもぎ取り、次々と袋の中へと詰めていく。そして、振り返ると反対側に植えられたトマトにも手を伸ばし、盗み取っていった。
被害男性は「目につく物をすべて持っていくという感じですね」と振り返った。
さらにドロボーは、4日後の7月18日21時ごろにも、同じ畑に現われた。
2度目の来訪でドロボーは、じっくりと品定めするようにトマトを見ると、再び袋の中に詰め込んで去っていった。
被害に遭った男性は「盗まれたのが7月14日、18日っていうので、4日周期ぐらいで収穫できそうなタイミングで盗りに来ていて」と話す。
ドロボーはまるで収穫のタイミングを狙ったかのように、収穫直前のトマトを盗み取っていったのだ。
さらに、8月4日午前1時30分ごろ、ナスやキュウリの畑に設置したカメラには、トマトだけでは飽き足らず、キュウリも懐に入れ込むドロボーの姿が映し出されていた。
被害男性によると、野菜はひと月の収穫量の約3分の1が盗まれたという。
時期を狙った犯行について被害男性は、「やっと収穫の時期になったねっていうのを持っていかれるのは、金額ではない憤りはすごくある」と怒りを露わにしている。
男性は被害届を警察に提出しているという。(「イット!」 8月9日放送より)