鶴岡市内の放課後学童クラブで弁当を食べた児童や職員あわせて20人が、ノロウィルスによる食中毒の症状を示し、庄内保健所は、弁当を提供した市内の飲食店を3日間、営業停止としました。食中毒のため3日間の営業停止となったのは、鶴岡市福田の飲食店「菜ぁ」です。県によりますと、8月6日、市内の放課後児童クラブに通う児童と職員合わせて20人が「菜ぁ」が提供した弁当を食べた後、嘔吐や下痢などの食中毒の症状を訴えました。庄内保健所の検査で患者と菜ぁの従業員合わせて7人からノロウイルスが検出されました。保健所は弁当によるノロウイルス食中毒と断定し、店に対し、13日までの3日間、営業停止を命じました。患者は全員快方に向かっているということです。ことし県内で起きたノロウイルスによる食中毒は3件目です。県は調理前やトイレ後には手を2度洗うことや食品を中心部まで十分加熱するなど予防を呼びかけています。