神奈川県藤沢市のアパートで、生後まもない赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかりました。住人の男性は「亡くなった妻が保管していたもの」と話しているということです。
【写真を見る】「亡くなった妻が保管していたもの」ふた付きのバケツの中から3人の遺体見つかる 生後まもない赤ちゃんか 神奈川・藤沢市
記者「神奈川県藤沢市の閑静な住宅街です。こちらのアパートで、赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかったということです」
藤沢市のアパートには午後0時半ごろ、警察車両が到着し、鑑識作業が始まりました。
記者「捜査員らがブルーシートを広げて2階へと持って行きます」
警察によりますと、きのう午後5時すぎ、アパートに住む50代の男性から「話したいことがあるから来てほしい」と通報があり、部屋から赤ちゃんとみられる3人の遺体が見つかったということです。
現場は小田急線・湘南台駅からおよそ1.3キロ離れた住宅街。
近くに住む人は…
近隣住民「目の前にパトカーがとまっていたから何かなと思ったら、規制線が張られていた。ちょっと異常ですね。異常というか驚いた。近くなんで」「赤ちゃんの泣き声も聞いたことないから分からない」
アパートで一体何があったのでしょうか。
捜査関係者によりますと、3人の遺体はそれぞれ、ふたの付いたバケツに入れられていたということです。
また、住人の男性は警察にこう説明しているといいます。
住人の男性「数年前亡くなった妻が保管していたものだ」
遺体は3人のうち2人が白骨化。残る1人も一部が白骨化していて、死亡してからかなりの時間がたっているとみられます。
警察は遺体の身元と死因を調べるとともに、死体遺棄事件として捜査しています。