北海道・札幌市の中学校で、生徒の個人情報が書かれた書類を教師が置き忘れ、それがインターネット上に流出した恐れがあることがわかりました。
SNSに投稿された内部資料を写したとされる画像には、「父親うるさい」「だらしない」など、生徒・保護者に関係する情報が記載されています。
この問題は4月、札幌市北区のあいの里東中学校で、1年生267人分の個人情報が書かれた書類を女性教師が体育館のステージ上に置き忘れ、8日後に回収されましたが、生徒十数人が見ていたと市教委が明らかにしたものです。
市教委は5日、SNS上にあげられていることを確認。警察に相談し、削除を要請しました。
保護者からは「(流出は)よくない。隠ぺい体質を改めることが大事」といった声が聞かれました。
学校は、保護者説明会の予定は答えられないとしています。