栃木・日光市の動物園から脱走し、近くの住宅で死んでいるのが見つかったカピバラについて、脱走前から体調を崩していた事が分かった。7日朝には、近くの駐車場で死んでいるのが見つかった。
カピバラを飼育していた日光市の動物園『おさるランド&アニタウン』の支配人、伊畑直樹さんによると、動物園ではカピバラを4頭飼育していたが、今回脱走したのは「いろは」という名前のオスのカピバラで、最近お腹を下していたことから、別の飼育ルームで飼育をしていたという。
その飼育ルームには二重扉が設置されているが、6日午後2時前に、飼育員がおりのとびらを開けた際に逃げ出し、飼育員や警察が周辺を捜索していました。
「いろは」は、7日朝、近くの駐車場で死んでいるのが見つかった。
伊畑支配人は、「今回、管理不行き届きで脱走してしまったことは申し訳なく思っている」と話している。