第一生命保険は30日、2023年の「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」(旧サラリーマン川柳コンクール)の上位10作品を発表した。
物価高で痛む家計を嘆く句や、コロナ禍の終わりを感じられる作品が上位に並んだ。
1位は、家計と健康の悩みを詠んだ「増えるのは 税と贅(ぜい)肉 減る贅沢」だった。2位には、急激な物価高を反映した「物価高 見ざる買わざる 店行かず」が入った。3位は、コロナ明けを感じさせる「マスクなし 2年目社員の 笑顔知る」が選ばれた。
物価や賃金に関してのほか、デジタル関係をテーマにする作品が目立った。
第一生命は今年1月、6万6949句の応募作品から入選100作品を選び、約5万票の投票から入選作品が決まった。