衆院東京15区補選(28日投開票)に無所属で立候補した作家の乙武洋匡氏が21日、東京・JR亀戸駅前で行った街頭演説中に男に詰め寄られ、警察が出動する騒ぎが起きた。
街頭演説には東京都の小池百合子都知事と、国民民主党の玉木雄一郎代表が応援に駆け付けた。2人は告示日16日にも亀戸駅で行った街頭演説の応援に駆け付けている。その時は選挙カーの上から行ったが、この日は3人とも路上に立ち演説を行った。
最初にマイクを握った玉木代表の演説中に、男が「おい、乙武、オマエ何しに来たんだ!」と怒声を上げながら乙武氏に詰め寄った。スタッフがすぐに男と乙武氏の間に割って入り、3人にケガなどはなかった。しかし、その後も男は大声を張り上げながらスタッフともみ合いとなり、スタッフが転倒するなど現場には緊張が走った。
男は駆け付けた警官とももみ合いになり、パトカーのサイレン音が鳴り響くなど現場は騒然となった。男は激しく抵抗しながらもパトカーに押し込まれ、連行された。