奈良市の富雄丸山古墳で発掘された古代東アジア最大の鉄剣「蛇行剣」の一般公開が始まりました。 3月30日、橿原考古学研究所附属博物館には、開館を前に行列ができました。一般公開が始まったのは、おととしに富雄丸山古墳で発掘された古代東アジア最大の鉄剣「蛇行剣」です。橿原考古学研究所によりますと、発掘後の分析で、つかとさやを装着した剣の全長は285cmになることが判明。つかは剣と刀のデザインをあわせ持つ前例のない構造だということです。 (来館者)「すごいとしか言いようがない。よくこのかたちで出てきたなと」 (来館者)「歴史の神秘というかそういうものを感じました」 公開は4月7日までで(※4月1日は休館日)、その後、保存処理の作業が始まります。