ワコールホールディングスは26日、150人程度の希望退職者を募集した結果、215人の応募者があったと発表した。
退職日は4月30日付で、退職金の加算費用など約22億円のコスト負担が発生するが、2024年3月期連結決算(国際会計基準)で織り込んでおり、業績への影響はないとした。
ワコールは昨年11月、24年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、2期連続で最終利益が赤字になる見通し。希望退職者の募集のほか、不採算店の撤退を進め、経営の立て直しを図る方針を打ち出している。