(警視庁のHPより)
2月1日未明、長野県で起きた殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた暴力団幹部の金成行(きん・しげゆき)容疑者が、仙台市内で逮捕された。
金容疑者は、2020年2月28日、長野・宮田村で当時48歳の男性の脇腹を拳銃で撃ったとして、殺人未遂の容疑で指名手配されていた。各社報道によると、匿名で「似た人物を見た」と情報提供があり、1日未明、仙台市内の集合住宅に一人でいるところを逮捕されたという。本人であることを認め、とくに抵抗する様子はなかったとも伝えられた。
1月25日には、1970年代に連続企業爆破事件の重要指名手配犯で、「東アジア反日武装戦線」メンバーの桐島聡容疑者が身柄を確保されたのち、末期の胃がんで29日に死亡していた。金容疑者が本人であれば、立て続けに重要指名手配犯が発見されたことになる。
奇しくも、金容疑者は、警視庁が全国に貼り出している重要指名手配ポスターのなかで、桐島容疑者の隣に顔写真が置かれていた。桐島に関して連日報道がおこなわれるなか、金容疑者も多くの人の目にさらされ、今回の逮捕に至った可能性が各所で指摘されている。
《このタイミングで手配ポスターで桐島容疑者の隣の容疑者が逮捕されるの感慨深いな》
《指名手配ポスターで桐島聡の隣にいる金成行が捕まった。金は2020年だからそこまで容貌も変わってもいなかったんだろうが、それにしてもすごい。みんな桐島効果でポスター見たんだな。》
《桐島逮捕→手配ポスターが報道される→隣の写真の男に似てる人見たな→通報→無事逮捕 こんなことあるのね》
これで、重要指名手配されている人物は14人から残り12人となった。