富山地方鉄道の電鉄富山駅で、駅構内に葬儀場のお経が流れるという怪奇現象が発生。原因は、ワイヤレスマイクの周波数が同じだったため、混線したためだという。その後、駅員が周波数を変更し、問題は解決した。
電鉄富山駅で、世にも奇妙な現象が起きた。
コンコースで聞こえたのは、お経のような音声だった。さらに、鳴り物の音が鳴り響いた後に、「ご案内します。11時10分発…」と音声が聞こえた。いったい何が起きたのか、関係者に聞いた。
富山地方鉄道は、「アナウンスに使っていたワイヤレスマイクと、近くの葬儀場でお坊さんが使っていたマイクが混線してしまいました」と話している。
23日、新しいワイヤレスマイクに更新。すると、駅から約150m離れた葬儀場のマイクと周波数が一致してしまったのだ。
では、葬儀場ではどうだったのだろうか。
列車のアナウンスは聞こえず、葬儀も滞りなく行われたという。現在は駅員が周波数を変えたため、怪奇現象は解決された。
ちなみに、マイクを変える前にも駅員は、うっすらとお経を拾っていると感じることがあったそう。(「イット!」 1月26日放送より)