恵方巻きなどを食べた176人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、ノロウイルスが原因の食中毒であることがわかった。
1月30日から2月4日にかけて、島根・益田市内で、惣菜の製造と飲食店を営業する業者が作った恵方巻きを食べた138人と食事をした38人のあわせて176人が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、少なくとも2人が入院して手当を受けた。
この2人は、すでに退院しているという。
保健所の調査の結果、176人全員がノロウイルスに感染したことが新たにわかった。
島根県はこの業者に対し、6日から10日までの5日間の営業停止処分を出している。